栗チョコものがたり〈産地とのつながり〉

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〜栗チョコの誕生からヒット商品に成長するまで〜

栗の形そっくりの栗チョコ。見た目のかわいらしさとそのおいしさから
今ではアニバーサリーのロングセラー商品となり、皆様に愛され続けています。
アニバーサリーの誕生当時から栗チョコの形は今と一緒。
ひとつひとつ手作業で作っていました。

始まりは地方のお土産品、栗の茶巾絞り。そのお土産品を見た本橋が、ケーキ屋である自分だったらこの商品をどうするか…と思い立ったところからです。栗のペーストを洋菓子の素材であるチョコレートでコーティングし、本来の姿である栗の実の形を再現したらおもしろいのでは、と考えました。それから試作を繰り返し、これぞと思えるおいしいものができあがりました。 さて、商品化したはいいものの、いっこうにお客様の目にはとまらず、作っては捨て…の毎日が続きました。 「なぜこんなにもいい商品が売れないのか」と悩む中、次に本橋はこの栗チョコの和のたたずまいを活かし、高級感もある、木の箱に入れたらどうかとひらめきました。木箱を求め、なけなしのお金を握りしめてスリランカへ。でも気に入った木箱には出会えず、その後インドへ。なぜスリランカ?なぜインド?それは当時紅茶が木箱に入っていたから。ただそれだけ。 インドでこれだと思う木箱に出会い、栗チョコを入れて販売してみたところ、瞬く間に大ヒット!! アニバーサリーの栗チョコが日の目を見た瞬間でした。

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※現在は紙箱でのご用意となります。販売時期によって絵柄は変わりますので購入時にご確認下さいませ。

アニバーサリー×四万十ドラマ

〜アニバの森プロジェクト〜

現在アニバーサリーでは株式会社四万十ドラマの皆様の、四万十栗のおいしさを広めたり、栗の森を昔のように、あるいはそれ以上の規模に育てていったりするプロジェクトのお手伝いをしていきたいと考えています。
まずはアニバーサリーの人気商品である栗チョコを通して、そのおいしさをアニバーサリーのお客様に知っていただくところから、第一歩を踏み出そうとしています。

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そんな中、当時よくしていただいていたバイヤー様に紹介していただいたのが四万十栗です。四万十栗は「日本最後の清流」と呼ばれる高知・四万十川の恵みをうけて育ち、ちょっとびっくりするくらいの大きさと、しっかりとした甘さが特徴の栗です。そこでアニバーサリーはこの栗を使ったお菓子のフェアを行いました。このことがきっかけで株式会社四万十ドラマの方々との交流がスタートしたのです。 四万十ドラマ様は四万十川に負担をかけることなく、四万十の豊かさ・生き方を考えるものづくりを掲げて、四万十の地を盛り上げている企業です。 2013年3月末、私たちは初めて四万十栗の生産地である四万十を訪れ、四万十ドラマ代表の畦地様をはじめ、スタッフの方々にお会いすることが出来ました。実際に栗の木が植えられているところも見学させていただきながら、四万十栗の生産者の高齢化と後継者不足から生産規模が小さくなっていたこと、四万十ドラマの方々によって四万十に栗のある風景を取り戻そうと「四万十の栗再生プロジェクト」が本格的に動き出していることを知りました。

私たちはこの四万十栗を使わせてもらえる喜びを感じるとともに、「四万十の栗再生プロジェクト」の一環として、アニバーサリーのお菓子を通して、四万十栗のおいしさや豊かさをもっと多くのお客様に知っていただきたいと考えました。大きな目標として、四万十に「アニバの栗園」を作り、そこで育った栗を収穫してお菓子を作ろう!というお話もさせていただきました。

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アニバーサリーでは毎年秋になると、栗チョコのほかにもモンブランやマロンパイなど栗を使ったお菓子が店頭に並びます。いつかアニバーサリーの栗園で収穫した栗を、栗チョコにできたら…考えただけでワクワクしてきます。
アニバーサリーはひとの思いが伝わるようなお菓子を提供し続けたいと考えています。 商品を開発したスタッフの思い、製造しているスタッフの思い…だから、お菓子の素材に関しても私たちと同じように気持ちをこめて作ってくださっているものなら、生産者の皆様の込められたその思いも商品にのせて広めていくお手伝いをしていきたいと思います。

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